ホンダ ベンリィCD125(初期型)の記録

古いビジネスバイクに乗っている方、CD125初期型(1966年式~1969年式)に乗っている方に向けて情報発信していきます。記事の追加情報や、記事の中に間違いがあった場合には教えていただけると有難いです。

前期と後期 その2

以前書いた内容以外に、CD125初期型の前期と後期(と勝手に呼んでいます)の外見で違うところ、どうやら違っていそうなところを追加で書いていきます。

(エンジン内部など、外から見えない部分の前期後期は個別の記事で紹介していく予定です。)

その1とハンドルの違いの記事はコチラ↓

cd125.hatenablog.com

cd125.hatenablog.com

 

・テールライトレンズ 33701-041-000

部品番号は変わっていませんが、CD125の販売期間中にモデルチェンジしているようで、前期はリフレクタが中心より下についている一方、後期はリフレクタが真ん中にあります。

後期のものはリプレイス品も多くありますが、前期のものは当時の物しかないらしく、他車種でも需要の高さもあり「タレ目」とか「涙目」という言い方をされてヤフオクでも比較的高値です。

前期(リフレクタが中心より下)

後期(リフレクタが中心)

・サイドスタンドバー 50530-230-000

サイドスタンドはシルバーのもの(前期?)と黒のもの(後期?)があるようです。

こちらは部品番号は変わっておらず、また他の前期後期の特徴関係なく変わったり戻ったりしているようなので、部品の購買先の仕様違いなのかもしれません。

若干形も違うような気がしなくもないです。

シルバー

・タペットアジャスティングホールキャップ

 12361-216-000(車体番号1000002~)→前期

 12361-246-000(車体番号1113957~)→後期

前期はレンチをかける六角部分の対面幅が21㎜、後期は19㎜です。

混ぜてつけてしまうとメンテの時に面倒になってしまうので、変えるときは使われている4つ一緒に変えてしまいたいですね。

左が前期(21mm)、右が後期(19mm)

パーツリストを見ると他にも多くの部品がモデルチェンジしているようなんですが、なかなか他のCD125の車体やパーツを見ることの出来る機会が無く、今のところ外見の違いで判別ついているものは以上です。

また追加で分かったことがあれば書いていきますが、「他にこういうところも違うよ」ということをご存じの方がいましたら、教えていただけると有難いです。

タコメーター、油温計

ベンリィCD125(初期型)などの古いバイクに、純正のメーター以外の追加メーターをつけたい方もいるかと思い、ご参考に自分がつけているメータを紹介します。

 

今手に入るメーターはだいたい電圧が12Vで動くもののため、電装が6Vの古いバイクにつけるには、車体全体を12V化するか、DC-DCステップアップモジュール等で6Vから12Vに変換する必要があります。

しかし自分はそれらはせず、気軽に付けられてすぐに元に戻せるので「電池式メーター」や「電源不要なメーター」をつけています。

 

タコメーター

いわゆる「タコメーター機能付きのアワーメーター(汎用品)」で、色々なメーカーから色んな形と機能で出ています。

価格は安ければ1,000円前後で買えてしまう物もあります。

どれもバッテリー内蔵で車体への接続方法は、アワーメーターから出ている配線をプラグコードに巻き付けるだけ、と大変お手軽です。

バッテリー交換できるモデルと交換できないモデルがありますが、交換できないモデルでも数年はもつようです。

アワーメーターなので当然エンジンの稼働時間管理にも使えます。

いまいちな点としてはメーターの更新間隔が0.5秒毎と遅いので、アイドリングや巡航時の回転数しか分からないことでしょうか。(それでも十分便利ですが)
より更新間隔が短いメーターがつけたくて「デイトナ アクアプローバ EZシリーズ レブメーター 72814(更新間隔0.3秒。電源:ボタン電池)」をつけていたこともあったのですが、元々イグニッションコイルから点火信号をとるところをポイントブレーカーから信号をとっていた(そこから以外では正常に動作しなかった)ため、大きな電圧がかかってしまったのかすぐ故障してしまいました。

 

・油温計

スーパーカブ系のエンジンでは定番の、オイルフィラーキャップと交換するアナログ油温計をつけてます。

バイメタル式温度計なので電源いらずです。

CD125初期型のオイルフィラーキャップはメネジがM25×1.5で合うサイズのものがなかなか見つからなかったのですが、「PMC サーモゲージ CB400F CB500F」が同サイズなことが分かり付けることが出来ました。

他の温度計と比較したところ、精度は±2℃程度といったところでした。

純正のオイルレベルゲージと長さが近いので、オイルレベルゲージとしても使えそうです。

これを付けたことで各季節の油温が数値化できるので、エンジンオイルの選択にも幅を持たせられそうです。

参考までに、冬に外気温10℃の中だとどんなに走り回っても(長い上り坂なども含む)油温が80℃を超えることはなかったです。

まだ油温計をつけてから夏走ってないので、実際に走ったら追記していきたいと思います。

スパークプラグ

ベンリィCD125(初期型)のプラグはサービスマニュアルなどでは「日本特殊陶業(NGK) D-6HW」「日本特殊陶業(NGK) D-6HS」が指定されています。

 

それに対し「NGK D6HW」は廃番で手に入りませんが、「NGK D6HS」は現在でも普通に購入可能で、「NGK D6HA」も適合するようです。

この最後のアルファベットの違いは、特に意味がない(どのメーカー向けかの判別記号?Aはホンダという話も)らしいのですが、それ以外の違いが無いか見比べてみました。

 

一先ず使用可能かどうかを先に書いておくと、「NGK D6HS」「NGK D6HA」どちらも使用可能です。

【追記】

一番下にも追記していますが「D6HS」を使った方が無難そうです。

 

見たところ、ほぼ同じものです。

「D6HS」のSだけ妙にフォントサイズが大きいくらい。

 

色々見比べていく中で一か所だけ違いがありました。

左の「D6HS」のガイシの外径が4.8㎜に対し、右の「D6HA」のガイシの外径が4.35㎜と少し細いです。

熱価は同じなのでガイシの寸法が違っていても熱の逃げかたは同じなのでしょうが、この違いは何なのでしょうね?

型番の違いではなく、製造工業や時期によるものなんでしょうか?

寿命など見えない部分の性能に影響があったりするんでしょうか?

 

・・・と色々考えたりもしましたが、比較的安価なものですし、結局問題なく使えればいいので、気にせずにその時その時で手に入りやすい方を使おうと思いました。

実際、どちらも使用しても分かる違いはありませんでした。

 

【追記】

コメントいただき、数字が同じでも実際の熱価が違う可能性あるとのことです。

自分が使った限りでは違いが分かりませんでしたが、「D6HS」と「D6HA」で実際に寸法が違う部分があって、NGKでも別のものとして扱っているとのことなので、「D6HS」を使う方が良さそうです。

Lクランクケースカバーのオイル漏れ②(対策編)

ベンリィCD125(初期型)で起こりやすいLクランクケースカバーからのオイル漏れ(オイルシールが新品でも起きてしまう物)について、前に推定した原因への対策を書いていきます。

 

まず初めに、自分のCD125も完治はしていません。

なのであくまで対処療法の緩和措置であることを最初にお断りしておきます。

 

【「原因1:ダイナモステーターベースからセルモータースプロケットにくるオイルが多い」への対策】

 

1.「エンジンに入っているオイルを減らす」

そんな単純な…と言われてしまいそうですが、結構効果がありました。

具体的にはレベルゲージの上限(オイル交換時にオイル約1.2L投入)とレベルゲージ下限(同、約0.9投入)では漏れる量が大分違いました。

原因から考えても、エンジン内を巡ったり跳ねるオイルの絶対量を少なくすれば、クランクシャフトに付着するオイルも少なくなり、回転によってダイナモステーターベースから押し出されていくオイルも少なくなるだろう、というのは的外れな考えではないと思います。

 

2.「回転数を上げない」

これも当たり前では…と言われそうですが、個人的には一番効果がありました。

5000rpm以下に抑えて走り続けた場合、ほぼ漏れはありませんでした。

逆に頻繁に10000rpm近くまで回したり、高回転をキープして巡航した場合には漏れがかなり多くなった印象です。

これも原因から考えると、クランクシャフトが回転すれば回転するほど多くのオイルが螺旋溝で押し出されるので、単純に回転を抑えればその分、押し出されるオイルも少なくなります。

また、下でも書きますがブローバイガスの量も少なくなるのでクランクケース内圧も高くなりにくくなり、二重で効果が出るのだと思います。

 

 

【「原因2:セルモータースプロケットからダイナモステーターベースに戻るオイルが少ない」への対策】

 

1.「ダイナモステーターベースのオイル排出穴の拡大」

セルモータースプロケットを潤滑してダイナモステーターベースに戻ってきたオイルは、二つあるオイル排出穴からクランクケースに排出されるのですが、この穴はオイルシールで半分塞がってしまう(オイルシールを深く入れてしまった場合はさらに塞がる)ため、それが抵抗になってしまっているのでは?と思い拡大してみました。

オイルシールの入っていた部分まで黒い跡が残っています。

やり方としては、細い丸ヤスリを使って元のオイル通路の有効断面積を倍にするイメージで、穴のオイルシールに隠れない側を拡大しました。

(拡大後の写真が無く申し訳ありません。加工後のものは使用中のためオイルシール外すのが勿体なく…)

 

と、ここまで書くと効果も期待できそうですが、これは殆ど効果なかったです。

 

よほどオイルシールを奥まで入れてしまっていた場合は別ですが、通常のオイルシールの厚みと挿入深さであれば、問題無さそうです。

ダイナモステーターベースはエンジンNoによって2回形状が変わっていますが、形状変更前と2回形状変更後のものを見比べても、穴の大きさ、位置は一緒でした。

 

2.「クランクケース内圧を下げる(内圧が上がらないようにする)」

オイル排出先のクランクケースの内圧がブローバイガスなどで高くなっている場合、排出されるはずのオイルが押し戻されてしまう(排出しづらい)のではと考えました。

その対策として減圧バルブをつけてみたところ、これはそこそこの効果がありました。

(以前の記事参照)

cd125.hatenablog.com

減圧バルブを使わない方法として、ブローバイガスを排出するブリーザーホースをタペットカバーに増設(内径6㎜×2本)してみたりもしたのですが、これは減圧バルブほどは効果が無いばかりか、暫定でつけたオイルキャッチタンクにかなりの量のオイルが出てしまっていたので採用しませんでした。

オイルが出にくいようにブリーザーホースを追加するのであれば良いかもしれません。

街中を30分程走って3、4ccくらいでしょうか。

 

3.「セルモータースプロケットのオイル戻り穴を大きくする」

セルモータースプロケットについているオイルシールまで押し出されたオイルは、戻り穴を通ってダイナモステーターベースへ戻っていくのですが、この戻り穴を大きくすれば戻るオイル量も多くなるはずです。

とはいえセルモータースプロケットの加工となると難しくなるのですが、実はセルモータースプロケットはパーツNoは変わってないもののエンジンNoが後ろのもの程、この戻り穴が大きくなっています。

左がCD125E-101****、右がCD125E-111****。三つあるオイル戻り穴の大きさが明らかに違います。

そして戻り穴の大きいものに変えてみた効果ですが、…正直、多少改善したかな?程度です。

既に持っていて選べるのであれば戻り穴が大きい方が良いですが、頑張って探すまでではないかもしれません。

 

 

以上、対策を書いてきて思ったのは、原因としては「原因1:ダイナモステーターベースからセルモータースプロケットにくるオイルが多い」の影響の方が大きそうだ、ということです。

ということは、この原因にもっと直接的に効く改善策があれば、根本解決できる可能性があります。

 

自分もこれからも対策を考えてみて、良さそうなものがあればここに書いていきますが、もし何かいい案をお持ちの方がいましたら教えていただけるとありがたいです。

Lクランクケースカバーのオイル漏れ①(原因調査編)

ベンリィCD125(初期型)および、ほぼ同型エンジンのC92で起こりがちなエンジン左側からのオイル漏れ。

今回はその原因について書いていきます。

単にオイルシールがダメになっていてそこからオイル漏れを起こしているのであれば、オイルシールを新品に交換すればいいだけなのですが、Lクランクケースカバーのオイル漏れについては”全てのオイルシールを新品にしたにも関わらず”起きてしまうことが多いようなので厄介です。

 

まずはオイルが漏れてくる箇所の確認から。

Lクランクケースカバー

Lクランクケースカバーの下側。画像中央あたりに漏れたオイルが垂れてきます。

クランクケースとLクランクケースカバー合わせ目の下側から漏れてきて、ステップバーがオイルで濡れてきます。

 

次に、分解してさらに詳しくどこから漏れてくるか探っていきます。

コンタクトブレーカーカバー取り外し

Lクランクケースカバー取り外し

ダイナモステーター下側

ダイナモステーター下側からオイルが伝ってきています。
更に分解していきます。

ダイナモステーター取り外し

スパークアドバンサー取り外し

ジェネレーターローター取り外し

ここからUVライトを使ってオイルが垂れている場所を見ていきます。

セルモータースプロケット表側。凹部に溜まったオイルがUVライトに反応して光っています。

セルモータースプロケットの下にも垂れたオイルがあってUVライトで光っています。

セルモータースプロケットを外します。

セルモータースプロケットの裏側は、オイルシールが当たる部分より外側に光るところはありませんでした。

セルモータースプロケットを外すとオイルが垂れてくるので、ガッツリ光ってますね。

ちなみに、UVライトが無いとこんな感じです。

以上の状況から、セルモータースプロケットに嵌っているオイルシールから漏れているようです。

セルモータースプロケット裏のオイルシールからの漏れについては判断に迷うところですが、セルモータースプロケットを外した時に出来たオイル溜まりのところに、セルモータースプロケットを外す前にはオイルが殆どなかったことから、ここからの漏れはなかったものと思います。

 

ということで漏れ箇所が確認できたので、何故ここから漏れるのかを考えていきます。

エンジン断面図

エンジン稼働中、クランクシャフトが回転しているのに対してセルモータースプロケットは回転していないので潤滑が必要です。

そのためオイルが下図のように流れています。

ダイナモステーターベースとセルモータースプロケットの穴の内径には螺旋溝が彫ってあり、クランクシャフトの回転によってオイルが送り出されるようになっています。

ダイナモステーターベース(クランクケース側)。オイルをクランクケース内に排出する穴が2つあります。

セルモータースプロケット(表側。オイルシールを外しています)。オイルがダイナモステーターベース側へ戻る穴が3つあります。

このオイルの流れのなかで、今回のオイル漏れが起きています。

ということなので、ひとまず原因としては、

【1】ダイナモステーターベースからセルモータースプロケットにくるオイルが多い。

【2】セルモータースプロケットからダイナモステーターベースに戻るオイルが少ない。

のどちらかということにしておきます。

 

※クランクシャフトが痩せてオイルシールが機能していないことも疑いましたが、オイルシールのあたる部分とそうでない部分の外径の差が0.01㎜以下だったので、それは除外しています。

 

長くなってしまったので、原因から真因の推測とその対処法については、また次回書いていこうと思います。

エアクリーナー

ベンリィCD125(初期型)のエアクリーナーはプレスフレームの中に入っていて、胃袋のような形をしています。

エアクリーナーケース(ゴム製)内のエレメントは、キャリアとシートを外すとケースから引き抜くことができます。(差し込んであるだけ)

外した後はポッカリ穴が空いています

そして外した純正エレメントですが、消耗品だからか数が少なく、かなり入手が難しいです。

手に入らないとなると、

 ①今ついている純正エレメントをエアブローで埃を飛ばしながら使い続ける。

 ②代替品を探してつける。

 ③新しく作る。

のどれかになる訳ですが、自分も②と③をやってみたのでそのことを書きます。

 

まず②です。

結果を先に書くと、これは失敗に終わりました。

 

純正エレメントの外形がΦ70.5×150くらいなので、それに近い大きさ、または収まる大きさのエアクリーナーエレメントを探して見たんですが見つけられず(殆どのものは入手前に寸法が分からなかったというのもあります…)、外径が近いパワーフィルターを買ってみました。

デイトナ パワーアドバンスパワーフィルター 品番:63369

テーパー形状のフィルターなので、これを逆向きに突っ込みます。

いい感じにハマります。

見た感じ良さそうだったのですが、実走してみたところ純正エレメントと比較して高回転域が回らず、いかにも空気が足りてない感じでした。

(メインジェットを変えてもさほど改善せず。)

そして何より吸気音がウルサイ。

プレスフレーム内で反響するのか、エンジンノイズや排気音よりも大きな音…。

ということで、この仕様は採用せず。

 

次に③です。

これが正解で、今もこの仕様にしています。

 

一からエレメントを作るのは手間とコストがかかるので、純正エレメントの濾紙部分を燃やして分解し、残った金属部を流用してエアクリーナーエレメントを作りました。

金属メッシュも劣化していたので市販のステンレスメッシュに交換し、ハンダで各部品をつけてあります。

内部はシートタイプのスポンジエアフィルターをカットしたものを筒状に入れています。

キタコの12㎜のスポンジエアフィルターを使っています(品番:0900-341-00000)

スポンジエアフィルターは少し大きめに切って押し込んで入れてあるだけなので、外して洗浄や交換が可能です。

もちろんインテークパイプとのフィッティングも何も問題ないです

そして肝心の実走ですが、純正エレメントと比較してエンジンの調子も吸気音の音量も殆ど違いがありませんでした!

(メインジェットも純正エレメントの時と同じ番手がベストでした。)

その後この仕様でそれなりの距離を走っていますが、何も問題ないです。

 

元から付いていた純正エレメントが本格的にダメになった後はどうしよう…という悩みが少なからずありましたが、この自作エレメントを作ったことで、交換パーツの心配が一つ減ってより楽しく乗れるようになりました。

自分としても今まで自作パーツはイマイチな出来になることが殆どだったので、上手く出来てお気に入りパーツの一つです。

エンジンオイルシール

今回はベンリィCD125(初期型)のエンジンに使われているオイルシールについての情報を書いていきます。

 

オイルシールは"回転軸+内部から圧力が加わる部分"に使用されるため相応の機能をもっている必要がある上、Oリングと違い特殊なサイズが使われていることが多いので、純正部品が廃番になると他のもので代替することが出来ずに「オイルシールが手に入らないからオイル漏れの修理ができない」ということも良く起きてしまうかと思います。

かといって純正部品の未使用品なら何でもいいという訳でもなく、長期在庫品で劣化してしまっていてオイルシールとして機能しない、というのでは意味がないので、欲しいのは「製造されてからさほど時間の経っていない新品のオイルシール」ということになります。

なので、ここではそれらの入手方法を記載しています。

 

※純正品以外のオイルシールを使う場合は自己責任でお願いします。

※社外品は出来るだけ純正と似た形状のものを選んでいますが、サイズがあえば他の形状でも使えるかと思います。

 

①カウンターシャフト部

 20×47×10(部品番号:91202-200-000)

 →純正部品 廃番。

 →・武蔵オイルシール工業 UE204710(モノタロウ等で購入可)

  ・エスコ EA423TB-20K(モノタロウ等で購入可)

  ・「タイカラ」の「C92 C95 エンジン・オイルシール・7個セット 社外品」に付属

 

クラッチシフターロッド部

 8×25×8(部品番号:91206-200-000)

 →最新部番91204-MB0-013。ホンダ純正部品注文可能。

 

③ギアシフトスピンドル

 12×25×4.5(部品番号:91204-200-000)

 →最新部番91202-426-003。ホンダ純正部品注文可能。

 

キックスターターペダル部

 14×24×8(部品番号:91203-200-000)

 →純正部品 廃番。

 →・「タイカラ」の「C92 C95 エンジン・オイルシール・7個セット 社外品」に付属

  ・NOK SC14246(2㎜幅違い。モノタロウ等で購入可)

  ・武蔵オイルシール工業 AD14247(1㎜幅違い。モノタロウ等で購入可)

 

⑤スターティングスプロケット

 18×27×5 SC型(部品番号:91201-201-000)

 →純正部品 廃番。

 →「タイカラ」の「C92 C95 エンジン・オイルシール・7個セット 社外品」に付属

 

ダイナモステーターベース部

 28×38×5.5 SC型(部品番号:91207-201-000)

 →純正部品 納期未定。

 →・「タイカラ」の「C92 C95 エンジン・オイルシール・7個セット 社外品」に付属

  ・武蔵オイルシール工業 AD28386(0.5㎜幅違い。モノタロウ等で購入可)

 

 

上記以外でも、オークションやガレージセール等で状態の良い純正部品がまだ手に入るので、物を見極めながら入手していってもらえればと思います。

 

また、せっかくオイルシールを入手して交換をしたにも関わらず、オイル漏れが直らない場合も往々にしてあるのであしからず…