ホンダ ベンリィCD125(初期型)の記録

古いビジネスバイクに乗っている方、CD125初期型(1966年式~1969年式)に乗っている方に向けて情報発信していきます。記事の追加情報や、記事の中に間違いがあった場合には教えていただけると有難いです。

カタログと広告 その4

CD125初期型の新発売時のカタログが手に入りました。

他のカタログと同じ写真しかないかと思いきや、裏面はまだ見たことなかった写真だったので嬉しかったです。

写真のモデルの方は、なんか他のカタログでモデルしてる方と同一人物な感じがします。

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スピードメーター

CD125初期型の新品スピードメーターが手に入ったので交換しました。

今までつけていたスピードメーターは一度壊れていて、その時に中身を別の中古メーターと無理やり入れ替えたので、メーターの盤面のボルトが変な位置になってしまっていて何とかしたかったところでした。

 

新品メーター全景です。

よく比較されるCD125A、CD125Kとの違いは、

 

 CD125  :140km/hメーター

      インジケーターはニュートラル、ウインカー、ハイビーム

 CD125A:140km/hメーター

      インジケーターはニュートラルのみ

 CD125K:120km/hメーター

      インジケーターはニュートラル、ウインカー、ハイビーム

 

といったところかと思います。

メーターは上下についている爪がヘッドライトケースに引っかかって固定されるんですが、中古だと折れていることが多いので要注意です。

 

ついでに前のメーターと比較してみたところ "各ギアのカバーする速度範囲を示すライン" や "文字の字体" 、"速度表記の線の太さ" に若干の違いが。

よく見てみると、右の旧メーターは「FUJI ELECTRIC(富士電機製造)」、左の新メーターは「NIPPON SEIKI(日本精機)」でメーカーが違ったようです。

他にも、旧メーターはバルブが "メーター照明はBA9S、インジケーターはBA7S" だったのに対し、新メーターは "メーター照明、インジケーターは全てBA9S" といった違いがありました。

ですが、メーターの部品番号は37200-230-000のみなので、同じものとして扱ってよさそうです。

 

車体に取り付けると、当たり前ですがピッタリと収まりました。

また、試運転してみると、これまでメーターの針が常に振れていて速度がイマイチはっきりしませんでしたが、交換後は振れが無くなり速度がハッキリ読めるようになりました。

 

スピードメーターは状態の良いものがなかなか出てきませんし、出てきたとしても高価になりがちですが、走行中に見ることが多い部分でもあるので、交換の満足度は高いですね。

カムチェーン、カムチェーンテンショナー

CD125初期型で走っていてカムチェーンの音(シャラシャラ音)が気になったので、テンショナーアジャストボルトを調整しながら様子を見たんですが、どう調整してもイマイチ改善した気がせず、そもそもカムチェーンの伸びの可能性もあるかと思いカムチェーンを交換してみることにしました。

 

純正のカムチェーン(部品番号:14401-230-000。DK219S2-78L)はもちろん手に入らないので、同じ219規格のチェーンで代用です。

江沼チェーンのEK29H。ジョイントは純正同様クリップジョイントでした。

78リンクより長いものを切って78リンクにします。(自分は自転車用チェーンカッターでM3の寸切りボルトを押し込んで切りました)

チェーンのスプロケットに当たる部分の寸法は純正チェーンと同じものの、チェーンの外側の幅(アウタープレート外~アウタープレート外)が純正が8.7㎜だったのに対してEK29Hは10.7㎜と広かったですが、結果的に干渉せずに使えました。

(プレートが厚い分、耐久性は向上するかもしれません)

 

交換前の車体のカムチェーン周りの状態です。

チェーンテンショナーはスプリングとオイルダンパーで自動調整されますが、手動での調整も出来ます。

ロックナットを緩めてテンショナーアジャストボルトをマイナスドライバーで止まるまで緩めると、テンショナーアジャストボルトはロックナットより13.8㎜出ている状態でした。

(現在の走行距離は約22,000kmです)

テンショナーアジャストボルトを止まるまで緩めた状態。

そしてカムチェーンをEK29Hに交換します。

するとテンショナーアジャストボルトを止まるまで緩めた状態でテンショナーアジャストボルトはロックナットより10.6㎜出ていたので、交換前のカムチェーンは少なからず伸びていたことが分かりました。

カムチェーン交換後

実際にカムチェーンの数リンク分のローラー間の長さを測ると、2%程長くなっているようでした。

約22,000km使用後の純正カムチェーン

新品のカムチェーン(EK29H)

そして肝心の交換後の走行感ですが・・・、全体的にカムチェーンの音は小さくなりました。

また、テンショナーアジャストボルトを緩めていって手動でのテンションがかかり過ぎると出てくる感じ(ゴー音というかウイーン音というか)も、分かりやすくなったように思います。

今のところテンショナーアジャストボルトは、どの回転域でもテンションのかかり過ぎ感の無い状態として、止まるまで緩めてから4回転締め込んだところに調整しています。

(今後も走っていく中で再調整していくと思います。)

 

目的であったカムチェーンの音も改善しましたし、カムチェーンの伸び過ぎで出てくるであろう症状の予防にもなったので、今回は思い切ってカムチェーンを交換して良かったです。

レッグシールド

CD125初期型の純正レッグシールドが手に入ったので装着しました。

装着すると、商用車感がかなり増しますね。


その分Tボーンフレームからくるスポーティさが薄くなりましたが、これはこれでありです。

 

あまり手に入らないパーツなので、他車種からの流用や自作する方向けにステーの写真も撮りました。

また、このあたりの年代は社外品や汎用品のレッグシールドも多かったようなので、純正品と判断した要素についても。

パーツはあっても取説は廃棄されることが殆どかと思うので、ついていて嬉しかったです。

カタログと広告 その3

CD125初期型の載っているカタログを入手したのでアップします。

ホンダの全機種カタログです。

CD125、CD125A、CS125が同時に載っているので見比べられるのもいいですし、同じ年代のバイクが横並びで見られるのは面白いですね。

またこのカタログ、表紙の9つの写真のうち3つがCD125なんですよね。

どれも他で見たことない写真だったので、手に入れることが出来て良かったです。

スカーレットカラーでおそらく海外向けの写真のようなのでCD175かとも思いましたが、セミアップのハンドルとエンジン形状から見るに、海外向けでダブルシートになっているCD125のようです。

リアサス

CD125初期型で走っていると道路の段差の衝撃で体が浮くことがあり、どうにかならないかとまずはリアサスを分解して状態を確認してみたのでそのことを書こうと思います。

 

分解した際に壊してしまったら乗れなくなってしまうので、念のため純正品の中古をもう1セット買ってから分解しました。

 

CD125初期型のリアサスはスプリングを縮めることさえ出来れば工具不要で分解できるので、比較的簡単に分解できます。

手順でいうと、

 ①片手でメッキカバー部分、もう片方でその下のダンパー部分を持って力いっぱい引っ張る。

 ②引っ張っている間にメッキカバー下のスプリングシートを左右に分割して外す。

というだけです。

と言っても、固着している場合が殆どなので、スプリングを縮める人とスプリングシートを外す人の2人作業になると思います。

また、分解といってもスプリングを外すところまでで、それ以上は分解不可です。

(ダンパーについているアッパーマウント部分も、圧入されていて外せません)

分解状態。写真に写っていませんが、スプリングとカラーの間にワッシャー(紙製?ガスケットのような素材でした)が入ります。また、スプリングはピッチの小さい方が下側です(サービスマニュアルにも記載アリ)

上の写真で気付いた方もいるかもしれませんが、スプリングとカラーの長さが違います。

CD125初期型のリアサススプリングとカラーは下記の3種類ずつあり、写真上側は新たに手に入れた中古品で「52401-242-000 + 52459-242-000」か「52401-242-010 + 52459-242-010」のどちらか、写真下側は自分の前期の車体についていた「52401-230-020 + 52459-230-020」です。

 車体番号1000002~

  スプリング:52401-230-020  カラー:52459-230-020

 車体番号1076706~

  スプリング:52401-242-000  カラー:52459-242-000

 車体番号1107812~

  スプリング:52401-242-010  カラー:52459-242-010 

写真上側のスプリング(再塗装済)。「52401-242-000」か「52401-242-010」のどちらか。全長221㎜

写真下側のスプリング。「52401-230-020」。全長192㎜。サービスマニュアルに載っているリアススプリングの自由長標準値は194㎜です。

ダンパーの状態を伸縮させて確かめてみたところ、どちらの減衰力も同じ程度(もっと抜けているものだと思っていました)だったので、ピストンロッドの状態が良かった新たに手に入れた中古品の方を清掃、再塗装して組みなおし、車体に取り付けました。

 

しかし分解清掃しただけに関わらず、以前より乗り心地は良くなったように感じます。

調べてみると、同じスプリング特性であればスプリング長が長いほうが乗り心地は良くなるようなので、その効果なんでしょうか?

段差の衝撃で体が浮くのもいくらか改善していたので、ひとまず目的は達成したことにしました。

 

 

とはいえ今後また悪化するかもしれないですし、その場合にはリアサスそのものを新しいものにしてみようと準備だけしたので、その情報も書いておきます。

 

まずCD125初期型のリアサスの各寸法です。

 アッパー取付部中心~ロワー取付部中心:345㎜

 アッパーカラー:外径19㎜、内径14.3㎜、長さ24㎜(車体側取付部径14㎜)

 ロワー(カラー無し):ラバーブッシュ内径13㎜、幅18㎜(車体側取付部径13㎜)

 

これに対してリアサスの取付部間の長さが同じで、車重も同じくらい、外見的にも違和感がなさそうなのはスーパーカブ110(JA44)の純正品でした。 

 アッパー取付部中心~ロワー取付部中心:345㎜

 アッパーカラー:外径16㎜、内径12.3㎜、長さ20.8㎜

 ロワーカラー:外径15㎜、内径10.3㎜、長さ20.8㎜

スーパーカブ110(JA44)のリアサスをCD125初期型に取り付けるのに、アッパーカラーは市販品で外径16㎜、内径14㎜のものが簡単に見つかりましたが、ロワーカラーはワンオフで作る必要がありそうです。

(幅はワッシャーで何とでもなると思います)

 

今のところはここまでで、いざ取り付ける必要が出てきて実際に取り付けることが出来た際には続きを書こうと思います。

大分先になるか、今のサスのまま寿命になるまで走れてしまって交換しない可能性もありますが…