ベンリィCD125(初期型)のプラグはサービスマニュアルなどでは「日本特殊陶業(NGK) D-6HW」「日本特殊陶業(NGK) D-6HS」が指定されています。
それに対し「NGK D6HW」は廃番で手に入りませんが、「NGK D6HS」は現在でも普通に購入可能で、「NGK D6HA」も適合するようです。
この最後のアルファベットの違いは、特に意味がない(どのメーカー向けかの判別記号?Aはホンダという話も)らしいのですが、それ以外の違いが無いか見比べてみました。
一先ず使用可能かどうかを先に書いておくと、「NGK D6HS」「NGK D6HA」どちらも使用可能です。
【追記】
一番下にも追記していますが「D6HS」を使った方が無難そうです。
見たところ、ほぼ同じものです。
「D6HS」のSだけ妙にフォントサイズが大きいくらい。
色々見比べていく中で一か所だけ違いがありました。
左の「D6HS」のガイシの外径が4.8㎜に対し、右の「D6HA」のガイシの外径が4.35㎜と少し細いです。
熱価は同じなのでガイシの寸法が違っていても熱の逃げかたは同じなのでしょうが、この違いは何なのでしょうね?
型番の違いではなく、製造工業や時期によるものなんでしょうか?
寿命など見えない部分の性能に影響があったりするんでしょうか?
・・・と色々考えたりもしましたが、比較的安価なものですし、結局問題なく使えればいいので、気にせずにその時その時で手に入りやすい方を使おうと思いました。
実際、どちらも使用しても分かる違いはありませんでした。
【追記】
コメントいただき、数字が同じでも実際の熱価が違う可能性あるとのことです。
自分が使った限りでは違いが分かりませんでしたが、「D6HS」と「D6HA」で実際に寸法が違う部分があって、NGKでも別のものとして扱っているとのことなので、「D6HS」を使う方が良さそうです。